生産者の声(JAグループ福岡)

JAむなかた 稲作部会

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気候にあわせる

本田さんが栽培する品種は、夢つくし、ひのひかり、つくしろまん、元気つくし、特に元気つくしはこれから力を入れて取り組むそうです。美味しいお米の品種が最近の気候のせいか変わってきているように感じる(本田さん)。刈り入れの時期も以前比べて随分早くなっているそうです。今の気候に合った品種を栽培することでよりおいしいお米を消費者のみなさんにお届けします。

自然体

お米の栽培で心掛けている点は、できるだけ自然に任せること。稲は水、空気、温度、太陽の光で育ちます。成長する力を稲自体が持っているので、あまり余計な事をすると成長の邪魔になります。あとはすべての田んぼの稲がまんべんなく育つように見守っています。お米のほかにも年間を通して数多くの農作物を栽培する本田さん、忙しい日々の連続です。この日も10棟あるイチゴのビニールハウスの前でお話をいかがいました。田んぼや畑の手入れ、草刈りに至るまでいかに効率よく農作業を行なうか、農業を営んでいくかを常に考え、その中から生まれた独自のノウハウです。 また、農家についても後継者がだんだん減ってきて、田んぼや山が荒れてきていると心配されています。夫婦二人で頑張って体が言うことをきかなくなった時に心配のない生活を送れるようにならないとこれからもこの問題は解決しそうもない。 農家はがんばって美味しいお米を作りますから消費者のみなさんもたくさんお米を食べてください(本田さん)。自分のことだけではなく若手の農業従事者やこの地域、そして明日の農業を見つめています。

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