もっと知ってください、福岡県産米。

JA福岡大城特別栽培米部会

おいしさのヒミツは”放ったらかし”?

福岡県の南西部、筑後平野のほぼ真ん中に位置する大川市と城島町、大木町。穏やかな気候を持つこの地域は、一帯になだらかな田園風景が広がっています。  そして、張りめぐったクリークが豊かな自然を育み、米と麦を中心に、いちごやアスパラ、きのこ類といった農作物が盛んに栽培されています。

 そんな豊かな土壌で育てられるお米の中でも、特に注目されているのが「つやおとめ」なのです。
 特徴は、炊くと粒にもち米のような粘りが出て、冷めてもおいしさが変わらないところ。その違いは「口に入れるとすぐに分かります(荒巻さん)」という程だとか。

 「つやおとめ」は、この地域で育てられているヒノヒカリに、東北地方の品種を掛け合わせたもの。そして、そのおいしさの秘訣は、“放ったらかし”にあるといいます。

「つやおとめは稲穂にとても力があって、虫にも強い。しかも、肥料も少なくて済む減肥減農薬の品種。
 土地が肥えたこの地域では、あまり栄養を与えるとかえって味が落ちてしまう。だから、手間をかけすぎないことが大切なのです。
 “放ったらかし”、言い換えると“環境に配慮した農業”を実践することにもつながっているのです(本村さん)」


 「つやおとめ」が市場に出て4年。これから作付け面積を増やして、そのおいしさをもっとたくさんの人に味わってほしいという本村さんと荒巻さん。

 このお米が、JA福岡大城を代表するお米になる日も近いようです。

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