福岡いちご
品種の特徴
- 果実は短円錐形で整い、果皮色は濃赤で光沢が良好である。(艶がある)
- 果実量は重く、大きな果実の割合が多い。
- ただ単に甘いだけではなく、甘酸っぱさを感じるバランスががとれて濃厚な食味である。
品種・ブランド
博多あまおう
保存方法
- 洗わずに浅めのバット等に移しかえます。
- 重ねずに、へたを下にして並べます。
- ふたやラップをして冷蔵庫で保存します。
美味しい食べ方
- 水に弱いので食べる直前に洗いましょう。
- ざるに入れて流水でサッと手早く洗います。
- へたはつけたまま洗いましょう。
- 成分
- Q&A
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可食部 100gあたり
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成分名 値 単位 廃棄率 2 % エネルギー 34 kcal 142 kJ 水分 90 g たんぱく質 0.9 g 脂質 0.1 g 炭水化物 8.5 g 灰分 0.5 g 無機質 ナトリウム 0 mg カリウム 170 mg カルシウム 17 mg マグネシウム 13 mg リン 31 mg 鉄 0.3 mg 亜鉛 0.2 mg 銅 0.05 mg マンガン 0.2 mg -
成分名 値 単位 ビタミン A レチノール 0 mcg カロテン 18 mcg レチノール当量 3 mcg D 0 mg E 0.4 mg K 0 mg B1 0.03 mg B2 0.02 mg ナイアシン 0.4 mg B6 0.04 mg B12 0 mcg 葉酸 90 mcg パントテン酸 0.33 mg C 62 mg 食物繊維 水溶性 0.5 g 不溶性 0.9 g 総 量 1.4 g
一般的な「いちご」の成分表を掲載しています。 【五訂 日本食品標準成分表より】
※無断で転載、複製、第三者へ配布することを禁止します。
※リンク等禁止します。 -
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Q:「博多あまおう」の宅配での購入は可能ですか?
JA全農福岡県本部が運営する通販サイト「JAタウン 博多うまかショップ」において 購入が可能です。購入方法や販売期間等の詳細は下記URLをご確認ください。天候等により発送が遅れる場合がありますので、あらかじめご了承ください。 http://www.ja-town.com/shop/c/c8001/
Q:福岡県でいちごの栽培が盛んな訳は?
福岡県のいちごの栽培の始まりは明治末期にさかのぼり、当時の日本銀行総裁高橋是清氏が、フランスから苗を持ち帰って東京の邸内に植付けていたのを、博多奥の堂の万屋酒店の当主境氏が譲り受け、裏庭に植付けたものに始まります。本格的に裁培が始まったのは大正初期からで、第二次世界大戦中に一時作付け禁止となり、戦後昭和22年から裁培が復活しました。福岡県は水田での米作りが多い地方ですが、昭和42年ごろから米が過剰傾向になり、昭和44年から米の生産調整(休耕や他の作物に転換したりして米の生産量を減らすこと)が始まりました。米を作れないと、農家の生活は苦しくなるので、水田を利用でき米に代わる作物としていちご作りが盛んになりました。
Q:いちごにはろいろな形やサイズがあるのですか?
いちごは三角形のイメージが強いと思いますが、三角形のいちごばかりできるわけではありません。四角いものもあれば、でこぼこしたものもあります、大きいのもあれば小さいのもあります。このため、市場に出荷するとき生産者は色、形、大きさなどの違いで6~12種類ぐらいの規格に選別しています。この作業も生産者にとっては大変な作業です。ニワトリのとさか、にぎりこぶしみたいなデコボコの大きなイチゴを見たことがありますか。産地では「鶏冠果」と呼んでいます。これは花芽のときに次の花芽とくっついて大きくなったものです。株が大きく、栄養が良すぎるとできやすく、時間をかけて大きくなるので味はおいしいです。