営農情報6
福岡・営・営発№0043-006
平成29年7月7日
J A 御中
(営農担当部署)
福岡県米・麦・大豆づくり推進協議会
(事務局:JA全農ふくれん 営農企画課)
(公 印 省 略)
営農情報6 |
7月5日からの大雨後の対策
福岡県では7月5日昼から局地的に記録的な大雨となり、一部で冠水、浸水等の被害が見られます。大雨後の対策として、以下の対策をお願いします。
また、対策の実施にあたっては、くれぐれも作業の安全を確認の上、実施されますようお願いします。
水稲
・浅水管理に努める。
(深水状態が続くと軟弱徒長になり、スクリミンゴガイの被害も懸念される。)
・冠水した場合は、早急に排水を行い、排水後は酸素を含んだ新しい用水との入れ替えを出来るだけ
実施する。
※十分な排水が出来ない場合でも、葉の先端が水面から出るよう最大限努める。
大豆
【播種前のほ場】
・排水対策を行い、播種作業が出来る条件を整える。
・排水口の整備を行い、速やかな排水を図る。
・特に排水が悪いほ場については人力で作溝する等により、機械による排水作業(周囲溝、弾丸
暗渠等)ができるよう努める。
・土壌水分が適度になったら播種を行い、7月20日までの適期播種に努める。
・適期までに播種を完了するためには、耕起・播種を組作業または一工程作業の実施が有効であ
る。また、は種後の降雨対策としてうね立て播種を基本とする。
【播種後のほ場】
・溝の手直しなど排水に努める。
・冠水により出芽苗立ちが不足した場合は、まき直しを実施する。
・まき直しの判断の目安…健全株が全体の6割以下のとき。播種量は時期に応じて調整する(下
表参照)。
表 時期別播種量の目安
播種期 |
7月11~20日 |
7月21~31日 |
条間(cm) |
70 |
60~70 |
株間(cm) |
15~20 |
11~15 |
播種量(kg/10a) |
4~5 |
6~8 |
1条1mの目標出芽本数 |
10~14 |
14~18 |
以上