営農情報12
福岡・営・営発№0043-012
平成29年9月29日
J A 御中
(営農担当部署)
福岡県米・麦・大豆づくり推進協議会
(事務局:JA全農ふくれん 営農企画課)
(公 印 省 略)
【緊急】
営農情報12 |
《トビイロウンカによる「坪枯れ」が発生しています!》
本年は、トビイロウンカの発生が平年に比べて多く、9月中旬以降、既に一部のほ場で「坪枯れ」の発生が確認されています。
早急にほ場での発生状況を確認し、発生が多いほ場は直ちに補正防除を行って下さい。
現在の状況等
●県内の定点ほ場での発生状況(9月5半旬)
※福岡県農林業総合試験場(福岡県病害虫防除所)調べ
●ヒノヒカリ等「中生品種」を中心に飛来後第3世代若齢幼虫が多く見られる。
●幼虫の齢が進む9月末~10月上・中旬にかけて、「中・晩生品種」で「坪枯れ」の発生増が懸念される。
今すぐ対応すべき事
●トビイロウンカの発生量は、近接のほ場や同一ほ場内でも大きな差が見られるため、ほ場の巡回・確認を徹底し、要防除水準を超えたほ場では直ちに防除を行う。
●「坪枯れ」が発生したほ場では、緊急に農薬散布を実施するとともに、可能な限り収穫を早め、減収被害の拡大を防ぐ。
防除上、注意すべき事
●薬剤が株元まで確実に届くよう丁寧に散布し、散布後に防除効果を必ず確認する。
●周辺作物への農薬の飛散防止に努めるとともに、農薬使用基準(使用時期、使用回数等)を確認し、適切な薬剤散布を心がける。
以上