営農情報13
福岡・営・営発№0043-013
平成30年 2月15日
J A 御中
(営農担当部署)
福岡県米・麦・大豆づくり推進協議会
(事務局:JA全農ふくれん 営農企画課)
(公 印 省 略)
営農情報13 |
《30年産麦の中間管理について》
~踏圧や排水対策が麦の出来を大きく左右します~
播種期から低温で経過したため、麦の生育は遅れ、生育量も少なくなっています。また、1月の断続的な降雨や降雪の影響によりほ場が乾かず、踏圧や土入れ等の中間管理作業が十分に実施できていないほ場も見受けられます。
このため、麦の生育やほ場の乾燥状況を見ながら、踏圧や排水対策を中心とした中間管理を実施していただくようお願いします。
●今後の管理について
(1)排水対策
降雨時の表面排水が速やかに行われるよう、溝さらえや排水口の整備等の排水対策を徹底してください。
(2)踏圧・土入れ
麦の生育やほ場の状態をみて、土壌が乾燥した時に踏圧・土入れを必ず実施してください。踏圧は、節間伸長開始期※までに2~3回程度実施してください。(※11月下旬播種の場合、3月1半旬~2半旬と予想)
(3)追肥
2回目の追肥(穂肥)は、食料用大麦と裸麦では2月下旬、小麦では2月下旬~3月上旬を目安に基準量を施用してください。
(4)雑草防除
雑草の発生はやや多く、今後、ヤエムグラやカラスノエンドウ、タデ類などの広葉雑草の発
生が予想されます。このため、雑草の種類や発生状況を観察し、茎葉処理除草剤を早めに処理し
てください。
以上