営農情報6
福岡・営・営発№0029-006
平成28年9月15日
J A 御中
(営農担当部署)
福岡県米・麦・大豆づくり推進協議会
(事務局:JA全農ふくれん営農企画課)
(公印省略)
営農情報6
台風16号接近に伴う技術対策について
台風16号が接近しており、本県には9月18日(日)~19日(月)に最接近する恐れがあります。
下記の事項を参考に、技術対策の実施をお願いします。
1 水 稲あ
【台風通過時】
●収穫早限期に達しているほ場では、可能であれば台風襲来前に収穫する。
●深水管理を実施する。
・強風による倒伏、葉の裂傷の防止。
・稲体表面からの異常な蒸散により脱水症状となる「急性萎凋症状」の防止。
【台風通過後】
●数日間は間断かん水を避け、ほ場を湛水状態とする。
※ただし、倒伏が激しい場合は以下の対応を実施する。
・成熟期が近い場合:早急に落水し、収穫可能となり次第、早めに収穫。
(穂発芽の防止)
・成熟期まで期間がある場合:土壌が乾燥しない程度の間断かん水の実施。
2 大 豆あ
【台風接近前】
●畦溝や排水溝の整備を行う。
(台風による停滞水を出来るだけ早くほ場外に排出するため。)
【台風通過後】
●台風通過後に、再度畦溝や排水溝の点検・整備を行う。
3 留意事項あ
ほ場・農業用施設の見回りには、気象情報を十分に確認し、大雨や強風が治まるまでは行わないで下さい。また、大雨等が治まった後の見回りにおいても、増水した水路など危険な場所には近づかず、人命を最優先に事故防止の徹底に努めてください。
以上