営農情報5
福岡・営・営発№0043-005
平成29年7月3日
J A 御中
(営農担当部署)
福岡県米・麦・大豆づくり推進協議会
(事務局:JA全農ふくれん 営農企画課)
(公 印 省 略)
〔 緊急 〕
営農情報5 |
台風3号接近に伴う技術対策について
台風3号が北上し、本県には7月4日(火)に最接近することが予想されておりますので、下記の事項を参考に、技術対策の実施をお願いします。
1.水 稲
【台風接近前】
●台風通過時に深水となるよう、水管理を実施する。
・強風による葉の裂傷の防止。
・稲体表面からの異常な蒸散により脱水症状となる「急性萎凋症状」の防止。
【台風通過後】
●冠水した場合には、早急に排水をはかり冠水時間を短くする(十分な排水ができない状況でも、葉の先端が水面から出るよう最大限の努力をする。)。
●排水後はできるだけ新しい酸素を含んだ用水と入れ替え、浅水管理を実施する。
2.大 豆
【台風接近前】
●畦溝や排水溝の整備を行う。
(台風による停滞水を出来るだけ早くほ場外に排出するため。)
【台風通過後】
●台風通過後に、再度畦溝や排水溝の点検・整備を行う。
●播種後、出芽までに長時間冠水した場合、出芽の可能性が低いので再播種する。播種時期に応じて播種量を調整する。
3.留意事項
ほ場・農業用施設の見回りには、気象情報を十分に確認し、大雨や強風が収まるまでは行わないで下さい。また、大雨等が収まった後の見回りにおいても、増水した水路など危険な場所には近づかず、人命を最優先に事故防止の徹底に努めてください。
以上
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