営農情報8
福岡・営・営発№0043-008
平成29年8月3日
J A 御中
(営農担当部署)
福岡県米・麦・大豆づくり推進協議会
(事務局:JA全農ふくれん 営農企画課)
(公 印 省 略)
営農情報8 |
台風5号接近に伴う技術対策について
台風5号が発生しており、本県には、8月7~8日(月~火)頃に最接近することが予想されていますので、下記の事項を参考に、技術対策の実施をお願いします。
1 水 稲
【台風接近前】
●台風通過時に深水となるよう、水管理を実施する。
●豪雨被災地などで用水が確保できないほ場では、排水口を閉めて、雨水がほ場内に溜まるよう
にしておく。
・強風による倒伏や葉の裂傷の防止。
・稲体表面からの異常な蒸散により脱水症状となる「急性萎凋症状」の防止。
【台風通過後】
●数日間は間断かん水を避け、ほ場を湛水状態とする。
・成熟期が近い場合:早急に落水し、収穫可能となり次第、早めに収穫。
(穂発芽防止のため、倒伏が激しい場合も同様に落水を実施)
・成熟期まで期間がある場合:土壌が乾燥しない程度の間断かん水の実施。
2 大 豆
【台風接近前】
●台風による降雨で中耕・培土作業が遅れる恐れがあるため、本葉2枚以上になったほ場では、
早急に中耕・培土を実施する。
●畦溝や排水溝の整備を行う。
(台風による停滞水を出来るだけ早くほ場外に排出するため。)
【台風通過後】
●台風通過後に、再度畦溝や排水溝の点検・整備を行う。
3 留意事項
ほ場・農業用施設の見回りは、気象情報を十分に確認し、大雨や強風が収まるまでは行わないで下さい。また、大雨等が収まった後の見回りにおいても、増水した水路など危険な場所には近づかず、人命を最優先に事故防止の徹底に努めてください。
以上