営農情報7
2016/10/05福岡・営・営発№0029-007
平成28年10月3日
J A 御中
(営農担当部署)
福岡県米・麦・大豆づくり推進協議会
(事務局:JA全農ふくれん営農企画課)
(公印省略)
営農情報7
台風18号接近に伴う技術対策について
台風18号が接近しており、本県には10月5日(水)に最接近する恐れがあります。
下記の事項を参考に、技術対策の実施をお願いします。
1 水 稲
【台風通過時】
●収穫期に達しているほ場では、可能であれば台風襲来前に収穫する。
台風通過後に収穫する場合は落水管理とし、台風通過後速やかに収穫する。
●収穫期の遅いほ場は、深水管理を実施する。
・強風による倒伏、葉の裂傷の防止のため。
・稲体表面からの異常な蒸散により脱水症状となる「急性萎凋症状」の防止のため。
【台風通過後】
●数日間は間断かん水を避け、ほ場を湛水状態とする。
●ただし、倒伏が激しく、成熟期が近い場合は早急に落水し、収穫可能となり次第、早めに収穫する(穂発芽の防止のため)。
【倒伏が発生した場合】
●高水分籾が荷受けされるため、共乾施設は乾燥に時間がかかることを想定して荷受けを行う。
2 大 豆
【台風接近前】
●畦溝や排水溝の整備を行う。
(台風による停滞水を出来るだけ早くほ場外に排出するため。)
【台風通過後】
●台風通過後に、再度畦溝や排水溝の点検・整備を行う。
3 留意事項
ほ場・農業用施設の見回りには、気象情報を十分に確認し、大雨や強風が治まるまでは行わないで下さい。また、大雨等が治まった後の見回りにおいても、増水した水路など危険な場所には近づかず、人命を最優先に事故防止の徹底に努めてください。
以上