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この情報は、JA全農ふくれんが発行する情報誌『福岡の野菜vege』(年4回発行)の記事を抜粋して掲載しています。ご購読のお問い合わせ・申し込みは、JA全農ふくれん園芸部(092-762-4745)まで。

ブロッコリー

7.8.9月からのブロッコリーの栽培について 《Vege 福岡の野菜 No.158》

ブロッコリーは、代表的な葉茎菜類の一つで、花芽分化した花蕾を収穫します。多くの品種があるため、計画的に栽培することにより秋から春先まで収穫することができます。茎葉のよく成長した株には大きな花蕾ができますので、播種から収穫までの作業適期を守り、栽培することが大切です。

播種

セルトレイを使用し播種を行います。播種後にかん水を行う場合は、種が流れ出る恐れがあるため注意します。発芽適温は、20~25℃であり、高温期(外気温25℃以上)の場合は、納屋などの風通しの良い日陰にセルトレイを積重ね適温に保って発芽を揃えます。

育苗

今後の生育に影響する重要な時期なため、高温多湿にならない風通しの良い場所で育苗を行います。(生育適温15~20℃)

水管理

子葉が展開するまでは基本的にはかん水は行わず、播種時に行ったかん水の水分で育成します。その後のかん水については、高温期などの乾燥しやすい時期は、朝多めにかん水し、夕方には用土の表面が乾燥している状態にしておいてください。(夜間の過湿は苗の徒長、根痛み、病気などの原因になります。)また、梅雨時期などは湿度が高いため、かん水量を少なめにするなど調整してください。

施肥管理

育苗後半に肥料が切れるようであれば、液肥による追肥を施用します。

ほ場管理

生育に好適な土壌pHは5.5~6.5です。石灰、マグネシウムの要求量が大きく、ホウ素の欠乏症を起こしやすいので、土壌酸度を矯正するとともにFTE等微量要素剤を10a当り4~6kg施用します。排水の悪いほ場に定植する場合は、必ず排水対策を行って下さい。土づくりに効果的な堆肥及び土壌pH調整の石灰資材の施用を早めに行い、基肥については、定植14日前を目安に施用します。
定植は、本葉3~4枚程度、前日にトレイに十分かん水を行っておいて下さい。(高温期は、定植の3~4時間前)畝間150cm、株間33~40cm、条間50cm、二条植え、栽植本数4,000本/10aが目安です。
また、近年根こぶ病などの病気が多く発生しています。ほ場内で使用した靴や機械等を洗わずに別のほ場で使用した場合、次のほ場で根こぶ病が発生する可能性があります。この病気は特に排水の悪いほ場で発生しやすいため、排水対策や薬剤等を利用し、病気を蔓延させないようにしましょう。