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この情報は、JA全農ふくれんが発行する情報誌『福岡の野菜vege』(年4回発行)の記事を抜粋して掲載しています。ご購読のお問い合わせ・申し込みは、JA全農ふくれん園芸部(092-762-4745)まで。

スイートコーン

1.2.3月のスイートコーンの栽培について《Vege 福岡の野菜 No.148》

ほ場の選定

日当たりと排水の良いほ場を選定することが重要です。また、併せて交雑による子実の異変を防ぐ為、飼料用デントコーンなど、他のとうもろこし類から200~300m以上離れたほ場で栽培しましょう。 

作 型

トンネル被覆栽培と露地栽培があります。どの栽培方法も収穫適期が短いため、収穫予定時期から逆算して無理がないように作型を分散させましょう。
品種は、作型やニーズに応じたものを選定します。

ほ場準備と定植

根張りを良くする為、堆肥を投入し出来るだけ深く耕耘します。畝幅は150cmとし、排水性の向上のため、20cm以上の高畝、条間50cm、株間30cm程度の二条千鳥植えにしましょう。

播種

直播き栽培

最低地温14℃以上を確保してから播種します。

1穴に2~3粒ずつ重ならないように播種し、1~2cm程度覆土します。

発芽後、1穴1本になるように間引きを行います。間引く際には、残す株の根を傷付けないよう、手で抜かずにハサミやナイフを使い株元から切取りましょう。

移植栽培

セルトレイに1穴1粒播種し、電熱線等を使用して地温25℃以上確保します。また、夜間は被覆等を行い温度の確保に努め育苗しましょう。葉数2~2.5枚の若苗を定植します。

温度管理

播種・定植の1週間前にマルチとトンネルの被覆を行い、温度を確保します。

トンネル被覆栽培では、生育初期の保温に努めましょう。6~7葉期の花芽分化期以降は、トンネル内の温度が35℃以上にならないように換気を行いましょう。トンネル除去は、4月中旬以降の遅霜の心配がなくなってから行いましょう。除去の10日前から日中に全面換気を行い、徐々に外気に慣らします。

追肥

1回目は、六葉期頃に生育初期の株の充実を図るため、早めに行います。2回目は、雄穂出穂期に子実を大きくするために行います。

水管理

スイートコーンは、一作に10aあたり350~500tと多量の水を必要とします。特に定植直後・出穂~収穫期までは乾燥させないようにしましょう。

害虫防除

主要な害虫は、アワノメイガとアブラムシです。雄穂抽出期・雌穂出穂期等を中心に増加してくるので薬剤防除を行いましょう。また、花粉が散った後の雄穂を除去することも害虫防除に効果的です。